今の仕事を辞めずに働きながら次の転職先を探しているという人も少なくないでしょう。ただ、働きながらの転職活動は今の会社にバレないようにすることが鉄則です。転職活動中であることが上司や同僚に知られてしまうと、いじめに遭ったり冷遇されたり転職活動の邪魔をされたりする危険性があります。そのためこっそり隠れて転職活動をしている人が殆どだと思われますが、ふとしたきっかけで同僚や上司にバレてしまうことがあるので注意が必要です。
<転職活動中であることがバレてしまう危険要因>
危険要因の中でも最も多いパターンは、転職希望先との連絡のやり取りや、転職希望先が今の会社に連絡してしまうというパターンです。転職希望先から面接の日程についてメール連絡を受け、そのメールを会社の誰かに偶然見られてしまったり、転職希望先の担当者と会社の近くで会ってしまったために誰かにそれを目撃されたりするのです。また転職希望先が応募者の提出した職務履歴書等に虚偽がないかを確かめるため、今の会社にその旨を電話確認してバレてしまうということもあります。
また信頼し転職活動していることを話したその相手が他の人に話してしまうというパターンもあります。悪意を持って告げ口する人は少ないとしても、うっかり口を滑らせてしまうこともあり、特にお酒の席ではそのような危険性が高くなります。またこれは家族でも同じで、特に社宅に住んでいる場合、家族がご近所と何気ない雑談をしていてバレてしまうことも珍しくないのです。
<こっそり転職活動をするための4つのポイント>
1.転職先との連絡は社外が必須
会社のPCを使って転職情報を集めたり転職希望先とメールのやり取りをするのは論外です。担当者と会うときも必ず会社から離れた場所を利用しましょう。勿論転職活動中であることを今の会社には知られたくないと思っていることも伝えておいた方が良いでしょう。
2.面接の日程・時間を調整する
土日に面接してもらえない場合、昼休みや退社時間に調整してもらったり、外回り等自由にできる時間を利用したり、あるいは有給休暇を面接に当てるという方法もあります。
3.服装に気をつける
面接のためにスーツで出社すれば怪しまれてしまいます。スーツをコインロッカーに入れて後で着替えるなどの工夫が必要です。
4.誰にも話さない
前述の通り、信頼している同僚や家族であってもどこから漏れるか分かりません。転職が実現するまでは心を鬼にして転職について話さないようにしましょう。